英文契約書・宣誓供述書・秘書役証明書
この10年あまりで経済のグローバル化によって日本企業が海外で活躍する機会が飛躍的に増加し海外での経済活動の増加に伴い、海外取引を行う機会は増加を続けています。そして国際取引において欠かすことができないものが、現地のフォーマットに即した契約の締結です。現地の商法や商習慣を知らない日本企業が対等に取引を行うためにフィリピンの弁護士の監修の下で作成された正当な契約書によって日本企業の利益を確保しリスクを回避する必要があります。
自社に不利な契約になっていないかチェックすることはもちろん、保険や税、その他の費用負担は明確になっているか、為替変動への対策はなされているか等、適切な経営判断のためには国際取引に精通したプロフェッショナルのアドバイスが必要となります。
当社は、現地弁護士の監修のもと英文契約書(秘密保持契約書、売買契約書、宣誓供述書、秘書役証明書等)の作成及びレビューを行います。日系企業や日本人がフィリピン法に基づき現地企業と取引や法定書類の提出を行う際に現地法務の観点から的確な書類の作成を行っています。単なる標準書式による法定書類を作成するだけでなく、個々の実情に応じて内容を正確に書面に反映しています。
またフィリピンをはじめとする外国の企業と契約を締結しようとする場合、契約書が一方的に送られてきて署名を求められることが一般的です。しかし送られてくる契約書は、相手方に一方的に有利になっていることが一般的であるため、専門家による契約前のレビューにより一方的に不利な条項についてはリスクの範囲と程度を把握し、適切に内容を変更や削除させたり、契約書次第ではその相手方との契約は締結しないという判断により危険や損害を回避したり逓減するといった判断を行うことも求められます。
御社が契約書を用意しなければならない場合、私たちが当該契約で一般的に使用される契約書式をお示しし、フィリピン企業との取引特有の問題点に対応するとともに、依頼者の取引に合った形にアレンジすることで、契約書の作成をサポートします。
また、外国法が適用される場合、思いもよらないような責任を一方的に負わなければならない場合があります。そのため、当事者が負うべき責任についてより詳細に理解し相互の利益をリスクを適切に記載する必要があります。
取引意向書
(LOI : Letter of Intent)
LOIとは取引の開始に向けての相手先に向けての取引開始の意思表示をする旨や当事者双方が今まで合意した内容を確認する意味で文書化したものを指します。LOIを作成することで、相手方の取引に対する前向きな気持ちを相手方に伝え、これまでに当事者間で合意された内容が何で、今後どのようにしていきたいかという意思を明示するための趣意表明文です。取引開始前や契約前に提出を求められることがありますが特定の様式はございません。